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「ミナミの帝王」の夜



 昔から濃い~い夢をよく見る。

最近は眠る直前に見た時事ネタやTVの内容などが夢の中にふんだんに盛り込まれている。
特に昨夜眠る前に見た「ミナミの帝王」の映画、俺のシナプスは相当お気に入りだったようだ。

そこはかとなく竹内リキの魅力が満開の夢になった。





 始まりはよく覚えていないが、俺は竹内リキ組の鉄砲玉で、これから敵対する組の親分(北大路欣也)を鋭利な歯ブラシで刺しに行くところだった。

鋭利な歯ブラシはリキ親分が「お前の命、ワシの為に散らしてこい」と言って俺に渡したのもので、これで歯肉を磨いたら熟れたトマトの様な歯槽膿漏はズタズタになるだろう。
ビジュアル的にはただの歯ブラシだ。

北大路欣也が料亭から出てきたところで俺は路地から飛び出し「うわ~!死にさらせ~!うわうわ~!」と叫びながら突撃。
だが俺は欣也の側近にあっけなく捕まり、地面に抑えつけられてしまった。

そして欣也は俺の手から歯ブラシを取り上げ「貴様!竹内組のもんやな!くたばれ!」と言って俺の歯茎をゴシゴシ磨き始めた。

「ぎゃ~!助けてくれ~!ぎゃ~!」
俺はザクザク歯茎を磨かれながら、涙を流して命乞いした。
頬をつたう涙がとても熱かったのを覚えている。
すると俺を押さえつけている側近が「もうすぐ終わりますからねー」と言って、本当にすぐ終わった。

俺は泣きながら北大路欣也に深々と頭を下げると欣也は「もうちょっとで体脂肪率が10%を切るね、頑張ろう!」と言って送り出してくれた。
良い人だった。



 角を曲がると竹内リキが待っていてくれて、「痛かったろ?よく頑張ったな」と言ってくれた。
リキ親分も良い人だ。
俺はなんだか世界中から祝福されている様な気分になって「よし、もうちゃんと就職しよう!」と思った。

すぐ近くに職安があったので駆け込み、受付にいた千原ジュニアと生野ヨウコ(フジテレビアナウンサー)に「仕事を下さい!」と言った。
すると千原ジュニアは「今空いてるのはは吉本か米屋だけや!どっちや!?」と言った。
吉本か米屋なら優しいリキ親分がいるヤクザが良い!と思い「ヤクザにします!」と言って職安を出た。結局何をしに行ったんだろう?

外ではリキ親分がこっちを睨みつけながら立っていた。
その背後には「風の谷のナウシカ」に出てくる一人乗りの変な白いグライダーみたいなヤツがあった。
リキ親分はそれに飛び乗りながら叫んだ。

「世界のどこかでは今でも戦争が続いている!果たしてそれが普通なのか!?いいや違う!俺達は愛し合わなければいけない!...そしていろいろ!もう後は自分でいろいろ考えろ!お前には解るはずだ!」

リキ親分はそのままナウシカの様に飛び去った。
すごく良いことを言われた気がしたが、「きっとリキ親分はこのまま死ぬ気なんだ」と俺は悟っていた。

いつの間にか背後には夕日が沈みかけた海が広がっていて、海面からザバーッと巨大なリキ親分が現れ「ガオー!」と叫びながら立ち上がった。

俺は「最後の決戦だ!」と言おうとして「最後のケッス...」と噛んでしまい「頑張れ竹内リキー!!」と言い直した。

リキ親分は特に何かと戦うワケでもなく、なんか銃弾を浴びたっぽい痛そうなリアクションをとってスローモーションで再び海の中へ仰向けに倒れていった。
「もののけ姫」のデイダラボッチが倒れるシーンと瓜二つだった。

夕日がとてもキレイだった。






...まぁ、その様な夢だったのだが、ここまで全編竹内リキをフューチャーした“一本筋の通った夢”を見たのは初めてだ。

いつもはわりとコロコロと内容が変わる支離滅裂な夢ばかりなのだが、目覚めた時にとても充実感があった。
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by fozztone | 2009-04-21 08:42 | ムニャムニャ
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