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海獣の子供



 最近ではないけど、前から気になっていた漫画を買った。


はい、こちら
『海獣の子供』五十嵐大介
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 あらすじは‥‥‥

「もしかしたらあの2人はジュゴンに育てられたのかもしれない」
奇妙な出生と得意な体質を持つ2人の少年と、学校で行き場を失ってしまった少女が出会い、ストーリーは始まる。
世界中の海や水族館で続発する魚が発光して消える怪現象―――回遊ルートを外れて世界中から小笠原に集まってくる魚、深海魚、海の哺乳類―――古くから続く、海にまつわる奇妙な伝説と証言―――それら全てが2人の少年を中心に、急速に渦巻いていく‥‥‥


‥‥みたいな。


 最近のマンガで凄いなと思うところは、平坦な日常を描きながらいつの間にかファンタジックな世界に移行しているところ。
この漫画にもしばしばファンタジー全開のシーンが登場するけど、それに違和感を感じさせない為の仕込みが素晴らしい。
作者の五十嵐さんと担当編集者の方が集めてくる海洋に関する情報量はきっと膨大な量だろう。

一部ネタバレになってしまうが‥‥‥
【ネタバレ:3巻のラストで主人公達がクジラに丸飲みされてしまうシーンがあって、そこだけ見ると「ピノキオかい!」とツッコミを入れたくなるけど、始めから読み進めているとその演出に違和感はあまり感じない。

又、ファンタジックとは言っても一部の童話や古典に見られる様な「妙な不気味さ」がある。
絵の可愛さもあって、「爽やかな不気味さ」「柔らかなエグさ」が、好みを問わず人を惹きつける‥‥‥と思う。

俺は小学校の頃ずっとスイミングスクールに通っていた事もあって、水の描写や泳ぎ方の描写にとても懐かしさを感じる。
それから、極限までスケッチテイストで描き込まれた「荒くて丁寧な背景」もツボだ。
人間がカリカリ描いている温かみにスタッフ全員の努力が見えて、漫画愛で血がタギル。

マニアックな視点でアレだが、装丁も結構イイ。


ぜひ夏が来る前に4巻が出たら、ゴーグルとシュノーケルを持って海に行きたい。
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by fozztone | 2009-05-06 19:20 | COMIC
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