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すごくフワ~っとした人類起源説



 げぶは。


ネギ食って薬飲んで寝たら大量に汗かいて目が覚めた。

ゲロゲロ、気持ち悪。



風呂入って汗流して着替えてTVつける。

フランスかどっかでやってるパティシエの世界大会のドキュメンタリー番組がやってた。

スイーツに魅せられた男達が世界中から集まってきて、味覚と美的センスを研ぎ澄ませながら各国代表パティシエと火花を散らす、とても面白い番組だった。

番組の中でスイーツ大好きな女子レポーターが「スイーツなんかなくても人間は生きていけるんだけど‥‥‥なんか魅力を感じてしまう」と発言していたのがとても印象的だった。



 俺も最近までインタビューで幾度となく「ぶっちゃけ音楽がなくても人間は生きていけるけど」と発言して来たので、彼女の言いたいニュアンスはよく解ったつもりだ。

自分がアホみたいに熱中している何かを、抗体の無い人に押しつけるのはとても怖い事だから。



‥‥しかし‥‥逆に「生きていくのに必要なもの」ってなんだ?

「衣食住」の事だろうか?
それは人間として生きる為に必要なものだろうか?

「衣」というものを「オシャレ」とかではなく「肉体を外気から守る為のもの」と考えれば、ほぼ全ての生き物に衣食住は必要だ。
犬にも毛皮が、アリにも家が、ハエトリ草にも食が必要だ。

つまり「衣食住は人間が生きていくのに必要なもの」ってゆうか「生き物全般に必要なもの」なのだ。



 人間が人間として生きていく為には、衣食住の他に、何かが必要なのだ。
それが人によってはスイーツだったり恋人だったり家族だったり、仕事だったり、アニメ、漫画、映画、ファッション、スポーツ、グルメ‥‥‥‥‥
でまぁ、俺には音楽が必要、というワケだ。

ここで、衣食住の次に必要なものは「お金」と答えてしまうのはナンセンスだ。
お金は欲しいものを手に入れる為の手段の一つでしかない。
ただ生き物として生きていく為だけの生活や、ただお金を稼ぐだけの人生はきっとしんどい。
価値観の違う人間から見たら、どうでもいいような何かを愛してこそ人間なんだ。



だから、話をムリヤリ元に戻すけど、
あの番組に出ていたパティシエ達が「人間として生きる理由」はスイーツなのだ。
この世からスイーツが無くなったら、彼等は死んじゃうのだ。
俺もあのインタビュアーの女の子も、自分が愛しているものに対して「これがなくても人間は生きていけるけど」なんて、控え目な発言をする必要は無かったのだ。
素直に「コレが無いと俺死ム。」と言えば良かったのだ。



 いやいや、決して“衣食住以外に大事なものが無いヤツは人間じゃない”と言ってるワケじゃ無い。
特に意識していなくても「自分にとって大切なモノ」は必ずある。
それは言葉では言い表しづらい事だったり、ましてや“夢”なんて言いたくないものだったりもするのだ。

世間が若者達にやたらと“夢を持て”と言うのも、実はちょっとお門違いだと思う。
「少しだけ好きなものがいくつかある」というだけでも、十分じゃないか。



 俺が考える「人間が生きる理由」は極論だけじゃなくて、極めてあやふやなものでもいい。

俺も「衣食住と音楽だけあれば生きていけるんだ?」と聞かれたら、
「すいません、漫画雑誌も無いとキツいです‥‥‥あと煙草と唐揚げと綺麗な洋式トイレと‥‥‥」ってなるわな。

俺達が人間でいられるのは、一見どうでもいいようなサブカルチャーやムダのお陰様なのだ。



風邪で頭がイッちゃってるのでゴチャゴチャした文章になったけど‥‥‥要は「他人にはどうでもいいだろうけど、自分はなんかコレが好き」と思うものを、
心の中でもう少しだけ誇ってみようか、

という話。


でした。
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by fozztone | 2009-05-14 04:28 | カチカチ
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