飲み明けです。 昨夜、飲んでる最中にTHE YELLOW MONKEYの「人生の終わり」が流れていた。 やけに古い曲ばかり流れる店だった。 2394;んだか昔のいろんな事をフラッシュバックした。 「血が泣いてる」という歌詞が好きで、よく家で弾き語りしていた。 古い曲だけど良い曲だよ。 ‥‥‥俺の血は泣いてるか? さて、今夜は‥‥‥ M12シンガロン 亀田氏はこの曲の歌録りの時、「なんだかシンガロングって“進化論”って聞こえて面白いね」と言った。 こじつける訳ではないが、この曲は俺なりの進化論でもある。 きっと人類は日々、肉体的にもメンタル的にも進化している。 親父やお袋の世代の日本人の写真を見ると、日本人は随分足が長くなった(笑) 顔面の造形もしかり。 メンタル的な進化は更に顕著だ。 進化とは、心と体に流れる血に従って成長していく事だ。 その進化は俺自身の中にも起こっているのだろうか? 血は鳴いているんだろうか? 少し前に甥っ子が生まれたんだけど、こいつがまだ2足歩行も出来ないプリティーなモンキーだ。 いや、ひょっとしたらもう歩いているかもしれない。 彼はきっとこれから恐ろしいスピードで成長していくのだろう。 そのうち暗闇を恐れるようになり、そこに幽霊や悪魔を想像して怯え、すぐにそれを忘れるくらいめまぐるしい喜びと悲しみを知り、幼いながら親が話している内容を察するよ;うになり、じきに反抗期やら初恋やら性徴期やらで悶々として、気がついたら暗闇にいるのは幽霊や悪魔ではないと知るのだろう。 彼がそうやって生きていった先に、一人では越えられない壁が現れた時の為に、この曲を残しておきたいと思った。 あらゆる想像に耐えうる心を養えるように。 進化に痛みがつきまとい、 時に自分を取り囲む大人達が、思いやり故に間違いを生む事を。 “お前を安心させたい”という気持ちがありながら、その心が歪んでしまう事を。 余談だが、“自分が歌詞に書いた事が近い将来自分の身に起こる”という変なジンクスが私にはある。 シンガロンでは「お前が信じないものを信じる人もいる」という歌詞を書いたのだが‥‥‥‥ こないだ、久々に古~い知人に誘われて会いに行ったら聴いたこともない宗教に勧誘された(爆) 昔話に花を咲かせようと楽しみにしていた分、ガッカリしてキレてしまった(笑) 俺が信じないものを、その人は信じていただけなのだ。 少しぐらい話を聴いてやれば良かっただろうか? 説教してやれば良かっただろうか? いやいや、宗教が悪いとは全く思わないが、昔を懐かしむ気持ちを利用されたようで気に食わなかった。 甥っ子には、「信じるものは違えど、大切な事;は他にある」と教えてやるつもりでそう歌ったのだが、どうやら私自身はそれを受け入れるキャパを持っていなかったようだ(笑) やはり、血は泣いている。
by fozztone
| 2009-07-27 05:12
| MUSIC
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