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明朝体に注ぐ私の愛



 と、いうわけで13日間に渡って全曲解説して参りました。

こういったものを書くのはそもそも私が口述よりも文章でお伝えする方が得意だからで御座います。

今日までInta-FMさん他様々なラジオ番組、TV等に出させて頂いて非常に光栄なんですが、やはりお喋りってのは非常に難しい。まだまだ勉強中でございます。

拙いトークを補いつつ、時間の制約を離れた所で音楽の話をしたいと思いました。

ホントに皆様、毎度の長文読破お疲れ様です。



 ところで、先日携帯を機種変更致しました。

これがいわゆる次世代向けの超ハイスペック携帯でして、なんか色々な諸々がカクカクシカジカです。

で、その携帯は買ったばかりだといろんなモノが初期設定の状態で、特にフザケているのがフォントです。

これが初期設定のフォントか!?と突っ込みたくなるくらいお茶目な文字でイライラしていたら、どうやらアップデートしたり携帯アレンジ機能みたいなのをダウンロードするとフォントが変えられるらしいじゃありませんか。

その辺には携帯電話会社のシタタカさを感じちゃいますね。

私は文章を書く上でフォントに語調を大きく左右されるので、仕方なく一般的なフォントをダウンロードしようと思ったんですが‥‥‥‥

明朝体があったんですよ。
明朝体が。

私、大の明朝体フェチでして、FoZZtoneの歌詞カードも結構な割合で明朝体です。あのしゅっとした感じとかたまりませんね。
堅物そうなくせしてシュールな世界に無言でグイグイ乗ってくる性格とかもたまりません。
明朝体がもしお口に入れても有害ではない固形物だったら確実に毎日ガジガジ噛んでいることでしょう。
「あらアナタ、また明朝体ですの?ガジるのも程々になすってくださいな。」と細君。「なあに、体に毒というわけではあるまい。それにエゲレスでは男児の情操教育として明朝体を朝晩ガジらせるんだそうだ。第一、あれをやると私は胸がすっとするんだ。」と私。
ああ、美しき明治維新‥‥‥。

勿論ダウンロードして設定してみたんですが、まあ素晴らしい。あらゆる文字が理知的に、理路整然と、観音様の背で咲き乱れる千の救い手の様な威光を放っているじゃありませんか。
私のグダ文も一気にシュールレアリズムの雄と呼ばれる文豪が気まぐれにしたためたオシャマなポエムくらいのところまで昇格した気分です。
いい、明朝体はいい!

ブラウザのフォントが変更できる方は是非とも自分の文章が雅な世界に踏み込む瞬間を体験した方がいい。
きっと君にも多少口うるさいところはあるが色白で気立ての良い細君が見えるはずだ‥‥‥
「ほら、いい加減になさって。もうお夕飯が出来ましたわよ‥‥‥今朝は向かいの縮緬問屋さんが良い小松菜を分けてくだすったの。とても新鮮なんですよ。」「まあ待て‥‥ガジガジ‥‥あとひとガジりだけさせてくれても‥‥フガフガ‥‥罰は当たるまい。むガジむガジ。そうら、これで終いだ。ガジュガジュリンチョ!」「まあ、あなたったら本当に明朝体がお好きなのね!」





※細君[さいくん]{:妻君:}
(1)他人の妻.※同輩以下に使う.
(2)「自分の妻」の謙称.
中国,前漢の武帝の元封1 (前 110) 年頃烏孫王昆莫に嫁した宗室の女。遊牧民のテント生活に望郷の念やみがたく,「願わくは黄鵠となって故郷に帰らん」で結ばれる詩を作ったと『漢書』西域伝に伝えられる。生没年未詳。



※情操教育[じょうそうきょういく]
道徳的,芸術的,宗教的などの社会的価値をもった高次な感情ないし意志を養うための教育。教育史上ではヘルバルト派が意志的情操教育を,I.カントが美的情操教育を,また F.E.D.シュライエルマッハーが宗教的情操教育を主張した。日本では,おもに音楽,美術の教材や,作法,茶道,生け花,ペットなどを通じて情操教育が行われる。


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by fozztone | 2009-07-30 02:46 | グダグダ
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