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Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-/宇多田ヒカル


‥‥‥のことをずっと書こうと思っていたんだけど。ええ、相変わらずヒカル嬢びいきです。
彼女の妙な日本語とドポップで鬱な楽曲は宝。救いです。
いつもハッとさせられる。‥‥‥オタク気質には遠からざる何かを感じています。

で、この曲はぶっちゃけ只のリミックスナンバーだが、アレンジがバツグンに好きだ。;
90年代のUKロック界にごまんとあった愛し恥ずかし切なロックの臭いがプンプンする。
特に技巧的なもは必要ない情緒だけを追求したエレキギターのアルペジオや、ザックリした粗野感漂うアコースティックギターストローク、バカの一つ覚えの様に盛り上がり所でフロアタムとバスドラを連打。これぞTHE ダメロック。好きだなあ、このアレンジ。実は;こーゆうの一番好き。
アレンジャーの方は面白い試みをなさる。

なにより宇多田ヒカル嬢はロックアレンジが良くハマる。
私が勝手に想像している彼女の苦しみが、私の中のラナウェイなロックを彷彿とさせる。彼女は愛しのダメロッカーの才能に満ち溢れている。
が、ベースラインだけは文句なしにR&B。
これは俺のなかの勝手な解釈だが、R&Bはベースラインに細かくて性格な休符が多用され、ひたすらループされる。
その辺は流石。
やっぱりロックじゃなくてR&Bやってて良かったね。
だからあなたは素晴らしいのです。


こんな文章でなんですけど、とても良かった。
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by fozztone | 2009-07-30 19:19 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 13 〈日本版のみボーナストラック〉


 携帯を新機種に変えた。
‥‥‥ムチャクチャ打ちづらい。

が、いずれいい感じになるだろう。



 BTのぞみ

 この曲はアルバムの中で最も古い曲。
前作のミニアルバム「ワインドアップ」と同時期に作った曲で、初めてスポンサーさんや番組側のオーダーを受けて作った。

オーダー内容は「関西在住の男女が引き合わされて1日限定カップルとなり、東京デートをする、という内容に合ったテーマソングを作って下さい」というもの。


これまでの曲は全て実体験を元に膨らませて書いてきたので、なんとも難しいオーダーだった。

嘘は書けないので、自分が初めて渋谷のスクランブル交差点をスタバから見下ろした時の事や、新幹線の窓に息を吹きかけて落書きする子供を見た時の事を思い出して書いた。

結果、自分で解ったのは「俺はあんまり東京が好きじゃない」という事だった(笑)
まぁ、好き嫌いで語るような街でもないな。

東京はキラキラしていてとても寂しい。
みんなギュウギュウと寿司詰めになりながら寂しさは少し薄らいで、一人になるとTVを付けた。

そしてしきりに繋がった。
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by fozztone | 2009-07-27 23:59 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 12



 飲み明けです。

昨夜、飲んでる最中にTHE YELLOW MONKEYの「人生の終わり」が流れていた。

やけに古い曲ばかり流れる店だった。

2394;んだか昔のいろんな事をフラッシュバックした。
「血が泣いてる」という歌詞が好きで、よく家で弾き語りしていた。

古い曲だけど良い曲だよ。


‥‥‥俺の血は泣いてるか?




さて、今夜は‥‥‥


M12シンガロン

亀田氏はこの曲の歌録りの時、「なんだかシンガロングって“進化論”って聞こえて面白いね」と言った。

こじつける訳ではないが、この曲は俺なりの進化論でもある。
きっと人類は日々、肉体的にもメンタル的にも進化している。

親父やお袋の世代の日本人の写真を見ると、日本人は随分足が長くなった(笑)
顔面の造形もしかり。

メンタル的な進化は更に顕著だ。

進化とは、心と体に流れる血に従って成長していく事だ。
その進化は俺自身の中にも起こっているのだろうか?
血は鳴いているんだろうか?



 少し前に甥っ子が生まれたんだけど、こいつがまだ2足歩行も出来ないプリティーなモンキーだ。
いや、ひょっとしたらもう歩いているかもしれない。

彼はきっとこれから恐ろしいスピードで成長していくのだろう。
そのうち暗闇を恐れるようになり、そこに幽霊や悪魔を想像して怯え、すぐにそれを忘れるくらいめまぐるしい喜びと悲しみを知り、幼いながら親が話している内容を察するよ;うになり、じきに反抗期やら初恋やら性徴期やらで悶々として、気がついたら暗闇にいるのは幽霊や悪魔ではないと知るのだろう。

彼がそうやって生きていった先に、一人では越えられない壁が現れた時の為に、この曲を残しておきたいと思った。
あらゆる想像に耐えうる心を養えるように。
進化に痛みがつきまとい、
時に自分を取り囲む大人達が、思いやり故に間違いを生む事を。
“お前を安心させたい”という気持ちがありながら、その心が歪んでしまう事を。






 余談だが、“自分が歌詞に書いた事が近い将来自分の身に起こる”という変なジンクスが私にはある。

シンガロンでは「お前が信じないものを信じる人もいる」という歌詞を書いたのだが‥‥‥‥

こないだ、久々に古~い知人に誘われて会いに行ったら聴いたこともない宗教に勧誘された(爆)
昔話に花を咲かせようと楽しみにしていた分、ガッカリしてキレてしまった(笑)

俺が信じないものを、その人は信じていただけなのだ。

少しぐらい話を聴いてやれば良かっただろうか?
説教してやれば良かっただろうか?
いやいや、宗教が悪いとは全く思わないが、昔を懐かしむ気持ちを利用されたようで気に食わなかった。

甥っ子には、「信じるものは違えど、大切な事;は他にある」と教えてやるつもりでそう歌ったのだが、どうやら私自身はそれを受け入れるキャパを持っていなかったようだ(笑)



やはり、血は泣いている。
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by fozztone | 2009-07-27 05:12 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 11
今日喫茶店で仕事していたら、隣の席に「あらびき団」出演を目指す若者2人組がネタの打ち合わせしていました。

凄いデカい声だったんでネタが丸ぎこえでした。



さて、今夜の一曲は‥‥‥

 M11ワンダーラスト

アルバムに収録する以前とアルバムとでは全く別の曲になったような気がする。
これぞNYマスタリングの力、そして選曲の妙ってヤツだ。

実はここだけの話、この曲のサビのメロディーを思い付くまでにかなり時間がかかった。サビのメロディーを思い付くまでの間はしばらくキョンキョン(だっけ?)の「さよな~らさえ~上手にいえ~なかぁった~」ってメロディーをそのまんま当てて歌っていた。

これが驚くほどಒ6;麗にハマる。
「なんて良い曲なんだ!」と思ったっけなぁ。

アイドル歌謡は時々凄まじく良いメロディーだったりしてビックリする。

この曲について色々書きたいところだが、最近めっきり夜が暖かくなりはじめたし、街路樹の緑が綺麗だし、ハイボールが旨いし、とりあえず今から飲みに行ってきます。

んじゃ。
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by fozztone | 2009-07-26 23:10 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 10

 被せモノが取れたので歯医者に行ってきました。





M10I play the guitar

 そもそも俺達が今日までバンドを続けて来れた理由は、誰かが「バンドやろうぜ!」と言い出した時にメチャクチャカンタンな曲があったからだ。
バンドを始めた時にいきなりイングヴェイの早弾きにチャレンジして成功したヤツぁいない。聞いたことも無い。

この曲はG、C、Dの3つのコードをひたすら繰り返してるだけだからその3つのコードが抑えられれば誰でも出来る!
今からバンド始めよう!ってなヤツにはオススメ。
で、ソロ回しは好きなフレーズを弾きまくりゃいいさ。
いちいち叫びまくるのもポイントだぜ。

FoZZtoneもスタジオの中でウロウロ歩き回りながらギャハギャハ爆笑してレコーディングしてたから、上手くプレイしようとかなんてのよりもとにかく楽しく、楽し過ぎて白目をむくくらいが良い。

ツアーになったらお客さんをステージに引っ張り上げてなんかやらせてみたい曲だね。



 ちなみに、コード進行はイントロと間奏はずっとG。
他は一小節ずつG→C→D→の順番に回していく。
ラスサビ前だけC→Dというキメが入る。
ソロ回しはぶっつけがベストだ。
上手に弾くとむしろカッコ悪いぞ。
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by fozztone | 2009-07-25 23:09 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 9

 夢中でゴボウを切ってたら更新遅れました。
今晩はきんぴらゴボウです。
そして今回はホールケーキです。



M9ホールケーキ

 普段生活する中で男性はまず120パーセント、ホールケーキを購入する事は無い。
花を買ったりする事も全く無い。
つうか女の子も花を買うチャンスは年に何回あるかどうかだろう。
だから偶然そんな機会がやって来るとつい歌にしてみたくなる。

そして稀にそんな事をすると勘ぐられたりもする。面倒臭いもんだな。
「冷めないうちに飲んで」を、実際に言われるシーンは実に背筋が凍る。




 足音はサンプリングした音ではなく、竹尾がヒールの固いブーツで歩いた生音。
ドアの開閉音も、家庭用のドアではなく、スタジオの重い防音扉をガチャコンと閉めた音。

ついでに「answer calling」という言葉の意味だが、これをどこかで見つけた時に「答えは呼んでいる」という意味だと勘違いして、「なんて素敵な言葉なんだ!」と思ってメモった。
後で調べてみると「電話に出て下さい」という意味だった。
全然違った。

まぁそれはそれで良いニュアンスだと思ってホールケーキの歌詞に使った。

ところで、今回の歌詞は今までより部分的な英詞が多い。
これまで自分の中に“日本人に向けて歌うのだから日本語で歌うべきだ”というルールがあったのだが、和製英語の魅力もとても興味深いと思い始めた。

よく『エバーグリーン』などという和製英語に対して「そんな英語はない!」と英語圏の方がお怒りになるが、日本で通じている時点でそれは既に立派な言語だ。

私の大好きな桑田佳祐氏が「勝手にシンドバッド」の歌詞に「胸騒ぎの腰つき」という言葉を使った時、日本の文化人達が一斉に「そんな文法は無い!」とバッシングしたらしいが、2000年代に登場した数々の流行語と比べると十分文学的な表現だと言える。

ましてや桑田氏が現代の日本語詞に与えた影響を考えても、ルールの破壊は時に重要である。

つまり言語には遵守すべき部分はあるが、開拓していくべき部分もあるという事だ。
故に、意欲的に気に入った英語を使ってみようというのもこのアルバムの試みではある。
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by fozztone | 2009-07-24 23:52 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 8



M8NIRVANA UNIVERSE

 この曲は個人的に「バス!ガス!爆!発!」のニュアンスで「ニル!ヴァナ!ユニ!ヴァス!」と呼んでいます。

前回書いたようにNIRVANAって単語はあのグランジバンドの名前で有名だけど、そもそもは仏教用語で“死後の絶対的な安息”を意味する言葉だと世界史で習ったっけな。涅槃とかゆうやつ。
あれ?倫理の授業だっけか?

UNIVERSEはもちろん宇宙のことだけど、このUNIVERSEって単語を無理やり分解するとUNIは“単一の、ひとつの”という意味で、VERSEは“詩、詩歌、韻文”という意味だったりする‥‥‥‥‥そうすると「UNIVERSE」とは「一編の詩」という意味だったりもして、うわぁ、スゴく臭い。
余談でした。

曲タイトルの「NIRVANA UNIVERSE」ってのは造語で、「宇宙空間即身成仏」の事。
即身成仏ってのは修行した偉いお坊さんが自ら望んで断食してミイラ化し、死後腐モツを取り除いて人間仏像になる事。
昔オヤジにその話を聞き、手塚治虫の「ブッダ」かなんかでもそれを見て、子供心にブルって夢でうなされた。

が、今は文化的、歴史的背景も含めてとても興味深い。
ゆくゆくは宇宙で即身仏になる時代が来たらソーファンキーだ。



それはまぁどうでもいんだけど。

“僕らが弱くないと困る人がいる”って歌詞はこの曲の全てかもしれない。
自立と共存、個性と強調、スタンドアローンとオンライン。その全ての意味が実は食い違って来ている今、俺達の集合体である社会が思っている程、俺達個人は弱くない。
個を発信しやすい環境にある今、その意味は強く問われている。




 ちなみに、この曲のイントロフレーズはS&Gの「冬の散歩道」から竹尾が、途中のアルペジオは「サウンドオブサイレンス」を俺が、それぞれにモチーフにした。

イントロのカウンターメロディーは「なんとなくデスメタルとかのPVで動物の頭蓋骨を被った黒いマントの集団が棺桶を担ぎながら歩いてゆくシーンっぽい感じするよね?」と言ってみたら、メンバーみんな「うんうん、解る解る」とゆっていた。

つまり、S&G + メタリカ。
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by fozztone | 2009-07-23 23:50 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 7



M7School

 「NIRVANA UNIVERSE」のタイトルはNIRVANAからの引用ですか?と聞かれる事が多いが、実はこの「School」の方がNIRVANAからの引用。
同名曲があるんです。字面が凄く好きでね。

この曲で示しているSchoolとは「学校」ではなく「激動の時代」の事。

Schoolって言葉に対して爽やかな青春や淡い恋を連想する人は多いだろうけど、それはSchoolを卒業した人の発想だ。
Schoolという渦中を生きている人間にとっては必ずしも良いイメージばかりではなく、極めてカオティックな世界だと思う。

「友情」「努力」「勝利」と同時に、「裏切り」「徒労」「敗北」を学び、善とか悪といった2極の間に存在する有象無象に翻弄される。

過ぎ去ってしまえば乗り越えた苦痛も良い思い出だが、Schoolの渦中ではそんなセリフはクソの役にも立たない。
もし今の自分がSchool時代の自分に「いつか良い思い出になるさ」と言えたとしても、彼(私)はそれを本当に理解する事は不可能だろう。

結果論で全てを語ってしまえば、School時代は八割が無駄だ。
しかし過程にこそ愛着と感動がある。
だからSchoolとはSchoolの渦中を右往左往している人間だけの聖域であり、後で語る事はすべからく脚色された異物なのだ。

今Schoolを生きる人達に言える事は「とにかく終わりまで生き抜け」しかない。
その苦しみも喜びも自分だけのものだ。

希望も教訓もアドバイスも無く、只生き抜くしかないのだ。

ちなみに私は2つ3つのSchoolを乗り越えて今に至っているが、また新しいSchoolの中でもがいている。
結局、一生が激動の時代なのだ。
せめて安寧の時代が短くあるように願う。









 話は変わるけれど、俺の最初のギターヒーロー、アベフトシさんの御冥福を心からお祈り致します。

帰ったら初めて買ったミッシェルのシングル「リリィ」が聴きたい。
ラストのメロディーが最高に好きなんだ。
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by fozztone | 2009-07-22 20:03 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 6



M6Rainbow man

 「自分が何者か」とか「何の為に生きているのか」を考えることは思春期の気の迷いだと言う大人は多いが、それを考えなくなった人生をあまり面白いとは思えない。

しかし、社会に出て自分の力で状況を切り開かなければならない時、「自分が何者か?」という疑問は邪魔だ。
そんな疑問よりも目の前の問題を処理する方が重要なのだ。

私が19の時、ヤクザが経営する居酒屋でヤクザの客に囲まれてアルバイトをしていた。
当初はお金を貯めてSGを買うことが目的だったが、ヤクザ達の可愛がりがハードすぎて、いつしか私は「ヤクザのいない休日を過ごしたい」という事しか考えなくなった。

SGを買う事も突き詰めればバンドを組みたいという事であり、更に突き詰めればデビューして音楽で人を感動させたいという事である。
その第一歩として始めたアルバイトで、早くも夢と願望はすれ違ってしまった。

目指すべき幸福を常に見失わずに実務をこなす事は難しい。
世の中はそういう仕組みだ。
そしてこの曲はそんな世の中に「翻弄される男の為のブルース」なのだ。



 余談だが、本来は「レインボーマン」ではなく「ジプシーガール」と歌うつもりだったが、「ジプシー」は放送禁止用語だという事でやむなく改名。
私自身も言葉のルールに翻弄された訳だ。

流浪の民の人生をレインメイカーに重ね、転じてゴロの良い「レインボーマン」で落ち着いた。

混沌に虹が射した用な感覚もあり、「ジプシーガール」だった時よりも「レインボーマン」のサウンドは少し明るくなった。
今はしかるべき希望をインストール出来たと思っている。



これもネタバレだが、Bメロの英詞の一部はビートルズの歌詞を丸パクリしている。
とても綺麗な曲だから、良かったら何の曲か探してみて欲しい。
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by fozztone | 2009-07-21 23:54 | MUSIC
お前の選曲は素晴らしいから
 現在、8月7日のタワーB1ライブで演奏する曲を皆さんから募集してますが‥‥

意外な曲に続々と票が集まってます。
「ああ、この曲をみんなが聞きたがってるのかぁ、嬉しいなぁ。」なんて思ったりして幸せです。

FoZZtoneメンバーがちゃんと目を通してるんで、締め切りの31日まで、引き続きドゥシドゥシご応募下さい。

応募詳細は「NEWS」でチェック!
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by fozztone | 2009-07-21 21:30 | MUSIC