カテゴリ:MUSIC( 36 )
The Sound of Music 全曲解説 5



M5JUMPING GIRL

 空に向かってジャンプしろ。
重力に逆らって音楽と一体化しろ。
手を伸ばして神様をふん捕まえて引きずり下ろして来い。

大勢や成功者や声のデカい者は自分が正しいかのように振る舞い、それを微塵も疑わないが、バブルがブっ壊れてから狂っていく価値観を見続けて思うのは、世に言う「真理っぽい何か」は、転がり続けるだけだ。

きっと今、他人が語る正しさも直に変わっちまうだろう。
ロックンロールは「揺れて転がる」という意味だと言うが、転がる時代を様々なミュージシャンが歌い続けて来た。

俺も己のジレンマを越えて跳ばねば。



 ちなみにこの曲、ギターソロのケツにサイレンの音が聞こえますが‥‥

レコーディング中にみんなのハードロック魂に火がついてしまい、「是非ともサイレンの音を入れたい!」という要望に、敏腕エンジニアの日下さんがサイレン音のサンプルをいろいろ探してきてくれました。

日本のパトカーや消防車のサイレン音を当て込んでみたけど、なんかイマイチ「和」なサウンドが気に入らず、最終的にアメリカのパトカーだったか消防車だったかの音をハメ込んだらグッと来ました。

みんなバカです。

今はドン・キホーテとかを回って手回しサイレンを探していますが、なかなか売ってません‥‥‥‥

ライブで再現出来たら最高なんだけどなぁ‥‥‥。みんなも見たいだろ?ステージでサイレンを鳴らすアホなバンドマンを。

FoZZtoneはなるべく強力でデカい手回しサイレンの情報を集めています。
ご存知の方は「ケイコがマナブ」のコメントにご一報下さい。
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by fozztone | 2009-07-21 00:05 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 4



M4死んだというのは聞かないが

 ダコタハウスとはジョンレノンが暮らし、亡くなったアパート。

ロックの歴史は精神的にエッジを研ぎ澄ませるクリエーター達と、寛容に商業を取り込んで拡大するスター達の戦いの歴史でもある。
故に戦いの果てに「ロックは死んだ」とか「グランジ イズ デッド」等の言葉が、時に切実に、ある時はキャッチコピーの様に、様々な場面で使われてきた。

が、1990年代にビートルズやクイーン、ツェッペリンやディープパープルを聴いていたFoZZtoneにとって、ロックとは消費されるものではなく、積み上がっていくものだ。

現状、クラシックロックが売れる様な時代ではない事は確かだが、それは彼らの音楽が死んだのではない。
彼らのCDやレコードは、きっとどこかの家のラックの隅や押し入れのダンボールの中に、今でもあるのだ。

希有な例ではあるが、100人に1人くらいの少年少女がそれを引っ張り出して来て聴く日は近い。

私がそうだった様に。





 ちなみにこの曲、気合いを入れる為に全裸でレコーディングしました。

事実です。
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by fozztone | 2009-07-19 23:04 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 3


M3NAME

 人は自分の顔と名前さえ隠せば何でもする生き物だ。
相手の顔と名前が解らなければなおさら。
悪態をつく自分の表情も、それに便乗する他人の表情も、見えない方が精神衛生上良い。

倫理的には残念極まりないが、そう思わされる場面をなんども見聞きしてきた。



 しかしネット上の様々な情報のやり取りや他愛も無いコミュニケーションは、その真逆の驚きを与えてくれる事も多い。
“お互いに顔も名前も解らない同士が、どうしてこうもお互いを配慮しあって接しているのだろうか?”と。

倫理的にはそれが至極真っ当な筈だが、カオスの中で己を見失わない人々に驚きと賞賛を贈る自分がいる。
それは私自身がカオスの中で己を見失わない自信が無いからだろう。



 私が賞賛してやまない彼等自信はどうだろうか?
きっと大それたモットーを掲げる様な事は無く、ただ「人と接する事は鏡を見るように自分と向き合う事だ」と、知っているのだろう。
そしてまるで仮想空間の様なネット社会の中でも、線の先にいるのは自分と同じ人間だという事を見失っていないのだろう。

彼等の特徴は他にもある。
「言葉だけのやり取りはコミュニケーションツールとして不完全だ」という事を知っている。
故に記号や絵文字や限定ワードを多用しながらそれぞれの伝えるべき事をなんとか補い合っている。

彼等は既に「自分さえ良ければそれでいい」という発想を脱している。
無記名で顔も解らなくても、自分の顔と名前を見失わずに律する事が出来るのだ。
“自分に甘く”がモットーの私には信じ難い程に崇高だ。なんて立派なヤツらなんだろうか。

そうは言っても、これから益々ネットでのやり取りは盛んになり、心を傷つけてしまう人も必ず出てくるだろう。
そうなった時に、私が崇高だと思う彼等の様なユーザーが沢山いて、全てが悪では無いことをちゃんと記録しておきたい。

言葉で物事を把握し、理解したように感じる時、そこに必ず誤解が生じている。
故に感覚を伝える為に音楽の力が必要だ。



 歌う時も、そこに顔と名前のある人間が集っている事を、ライブの度に実感する。






 ちなみに‥‥‥

明日の気仙沼に来る方は履き慣れた靴とカッパを忘れないように!
今年も凄いメンツに混じれて光栄です。
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by fozztone | 2009-07-18 21:02 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 2

 
M2音楽

 亀田氏とのセッションで辿り着いたFoZZtoneの“The FoZZtone”。
先日のイベント「音楽祭」でも強く実感しましたが、バンドやスタッフに限らずあらゆる人達がそれぞれに音楽に深い興味を持って楽しみ続けている事に、ひたすら感謝と感動を覚えます。
音楽を作る立場として、この曲を受け入れてくれた人達にひたすら感謝の日々です。

皆さんが素晴らしいと感じる音楽はあらゆる現実を凌駕して常にあなたの中で素晴らしいものなのです。
例え作り手でさえも、それを変える事は出来ないのです。

どうぞ、存分にお楽しみ下さい。



 余談ですが、この曲の歌詞にある「俺の選曲は素晴らしいから」という言葉に、あぁこの歌詞にして良かったなぁと日々感じています。

まだ自分が何者でもなかった頃、ギター等の楽器を弾いて歌う事はあまりにも遠い世界の様だったし、
作詞や作曲に対してもフワフワとしたイメージしかなく、
ましてやバンドを組むことすら考えていなかった時、

自分が作り出す事が出来る音楽は唯一、「選曲」しかなかった。

それを「自分が作り出す音楽」と言ってしまうのはかなり強引な気もするが、今振り返ると、好きな音楽を自分の好きな順番に並べ変え、アルバム単位で自分なりのストーリーを作り上げていく事は実に生産的で有意義な音楽との触れ合いだった。

ましてや、カセットテープをチュルチュルと巻き戻していたあの時代は過ぎ去り、今や一発頭出しが当然のiPodの時代だ。

きっと自分が子供の頃とは比べものにならないくらい全ての人達が、いとも簡単に音楽とディープに付き合える世界がやって来たのだ。

作り手から発するだけに留まらず、聴き手の中で生まれ変わっていく音楽の素晴らしさを曲に出来た事を、

かなり誇りに思う。

それを分かち合える人達も。
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by fozztone | 2009-07-17 21:49 | MUSIC
The Sound of Music 全曲解説 1
 FoZZtoneの2nd Album『The Sound of Music』発売を記念いたしまして、久々の全曲解説をやってみたいと思います。

あくまで作り手側の思い入れなので、皆さんが聴かれる時はお好きな様に楽しんで下さい。



M1Paendёmik(表記おぼろげ。)

パンデミックっと読みます。
少し前にインフルエンザと共に流行った「感染爆発」って意味の言葉だそうで。
タイトルが決まった後にインフルエンザが流行ったからょっと焦った。
発音記号で表記したら毒物っぽい印象になってグッと来た。
散々「音楽は素晴らしい」とプロモーションして来ましたが、冒頭から音楽の毒素に満ち満ちています。

クラシックギターで弾いたフレーズをカオスパッドというマシンでいじくって歪ませて、逆再生した音やらなんやらも入ってて、実はアルバムの中で最もハイテクな曲です。あんな印象ですが。

「このアルバムはポップでキャッチーな聴きやすい作品ではございません」という注意書きの様な曲です。



明日は「音楽」
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by fozztone | 2009-07-16 23:00 | MUSIC
ハガキがじきに届きます

 絶好調中畑清です。

いよいよ発売日まであと一週間に迫りました。
人を狂わせ、世界を変える、悪魔のアルバム「The Sound of Music」!

全12曲+〈日本盤のみボーナストラック〉の表記でお気づきかと思いますが!
そうです、なんとこのアルバム全世界で発売されるのですー―――――!!






ウソですー―――――!!
絶好調中畑清ですー―――――!!




 よくあるじゃんか、洋盤に〈日本盤のみボーナストラック〉って表記‥‥‥。
あれがさ、やってみたくてさ。
その辺も本物のジャケット見て楽しんでよ。
ボーナストラックは配信無しのつもりだしね。

今回もジャケットやら歌詞カードにはガチでこだわったよ。
竹尾とハンゾウDがNYで撮ってきてくれたダコタハウスの写真とかも良い味出してんぜ。

盤面もかなりオマージュ全開。
君のパパがビートルズマニアなら「パパん!ビートルズの新譜出たよ!」なんちてチラ見せしてやってくれ。
すぐ違うってバレるから。

そして迫って来ているのがもうひとつ!
「音楽祭」!!

只今絶賛リハーサル中でんがな!まんがな!
意外なカバー曲とか色々やるぜよ。
もちろん新譜もバシバシやるでよ。
出来たら前日にフラゲして聞き込んで来ておくれ。

チケットハズレちゃったみんなもフェスやらツアーでドッバドバ楽しませるからガッカリすんなよ!
まぁ7月15日はかなりプレミアムな日になる事は間違いないけどな!

期待して待つべし!
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by fozztone | 2009-07-08 22:04 | MUSIC
キャプテンEO



 マイケルジャクソンが亡くなって、改めてその功績が讃えられておりますが‥‥

小学生の頃にディズニーランドの3Dアトラクション「キャプテンEO」を見て主演のマイケルジャクソンの大ファンになり、母親に当時CMで流れていた【Black or White】の入ったアルバムをねだるも、母親が間違えて買ってきた【Who is it?】のシングルをまさに「誰だこりゃ?」と思いながらも擦り切れるまで聴き、やがて児童虐待でマイケルが訴えられてキャプテンEOが閉鎖されるもジャクソン5のCDを聴きながら耐え忍び、かの有名なドキュメンタリーで世間がマイケルを変人扱いしながらもやっぱり【Black or White】は最高だぜ!と心の中で叫んできたワタクシとしましては‥‥

今更彼の「世界でウン億枚売れた」とかゆう記録を引っ張り出して賞賛されても‥‥知らない人への紹介としてはマストな情報かもしれないが‥‥なんとも虚しい。



 真心ブラザーズさんが偉大なるジョンレノンを「あの馬鹿なオジサン」とハッキリ言い切ったあの歌の様な深い愛を持って、
いつかマイケルジャクソンの事を「あのとっつぁん坊や」とか「あの整形野郎」と言って差し上げたい。






 俺にとって、音楽のパワーを変なかめはめ波に変えてブッ放し、悪の宇宙人を改心させるキャプテンEOは、本当に格好いいヒーローだった。

子供向けのアトラクションだったが、ああいうロマンチックな希望が俺には必要だった。

TVは相変わらず不況不況と言ってるけれど、いっちょ這いずり回って希望を見つけてきて欲しい。

芸能人の結婚とかセレブ情報とか全く不要だから、胸がスカッとする様な希望を見つけてきてTVでガンガン流して欲しい。



まぁそれをテレビに期待するのも無意味なので、俺達は俺達でテンション上げて盛り上げてくだけだ。
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by fozztone | 2009-06-27 02:49 | MUSIC
嘆願書

嘆願書。

だいぶ前から聴いていた曲なんですが、キリンジさんの『Drifter』

キリンジさんの『Drifter』

という曲がすごく好きで、名曲過ぎて体毛が全部抜けそうだ。

抜けそうだ。



メロディーもさることながら、歌詞が神。

歌詞が神



もしもキリンジさんのコンピアルバムが出ることがあったら、是が非でも渡會に『Drifter』を歌わせて頂きたい。

頂きたい。

と、言っておいたらそんな話が来るかもしれない。
誰に向かって言ってるのか解んないけど、とにかくよろしくお願いします。

お願いします
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by fozztone | 2009-06-15 19:02 | MUSIC
美味いは甘い


なんか今日の札幌はすこぶる天気が良かった。
日差しが熱いなとすら思った。
キャンペーンとしてはかなり久々の札幌で御座います。
普段なかなか来れないとこだし、いろんな方がFoZZtoneを知っててくれたり覚えててくれるとかなり有り難い気分満載です。

カツカツに色々キャンペらせて頂けました。

んでその合間にカフェエッシャーの野菜カレーを食いました。
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実はあんまりスープカレーは好きじゃないんです。


でも夜はちゃんと魚食ったよ。
道民のみんなはもっと北海道の魚を押していくべきだよ。ジンギスカンとかスープカレーよりも、魚の美味さの方がよっぽど異常だよ?。もう東京で生魚は食えねぇ‥‥

この日はここで。
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結構食っちゃって‥‥全然微妙な写真になっちゃったけど魚は本当に美味かった。あと野菜も神懸かり的に美味かった。




でも結局シメに二郎系ラーメン食う。
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by fozztone | 2009-05-20 23:53 | MUSIC
なんかよく会ってます!
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 ダイノジさんのラジオに出てきました。
なんか今年に入ってからよく会ってます。
お便りをくれたみんなもありがとう!
ライブで会おう!

明日は単身札幌へ行きます!
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by fozztone | 2009-05-19 22:05 | MUSIC